市長からのメッセージ

 昨年8月の豪雨災害や今年のコロナ禍により、市民の命を守ることが今の私たちの最も大切なテーマです。また、2年後に控えた新幹線開業をチャンスと捉え、まちづくりが今大きく動こうとしています。他にも、教育、福祉、スポーツ、文化など、やらなければならないことは盛りだくさんです。もちろん、やりたいこともたくさんあります。私の頭の中にも常に100個くらいあります。

 ただ、それと同じくらい「誰とするか」が大事だと日々感じています。ビジネス書の古典的名著でも、何をすべきかよりも「誰をバスに乗せるか」だと書かれています。(「このバスでどこに行くべきかは分からない。しかし、分かっていることもある。適切な人がバスに乗り、適切な人がそれぞれふさわしい席につき、不適切な人がバスから降りれば、素晴らしい場所に行く方法を決められるはずだ」ジェームズ・コリンズ著『ビジョナリー・カンパニー2』)。

 では、自分だったらどういう人と一緒に働きたいか。ふと考えてみると「誠実な人」という言葉にたどり着きました。でも、誠実な人ってどういう人なのかわかりにくいですよね。そこで、誠実な人についてちょっと考えてみました。

・嘘をつかない人(嘘をついた方がいい場面も人生にはままあるのですが、総じて嘘はよくないですね。)
・約束を守る人(約束を守る人はだいたい信頼されますし、私たちの仕事は信頼があってはじめてできるものです。)
・謙虚な人(偉ぶらず、人の話をよく聞く人。でも、よく聞くって本当に難しくて、私もなかなかできていません。あと、そもそも人の話を聞くということは、それだけ現場に出て人と会っているということですし、そういう人は往々にして好奇心が強いです。)

 採用活動では、私たちは「誰をバスに乗せるか」を選びます。でも同時に、皆さん自身が、果たして「自分に合ったバスに乗っているか」を見定める機会でもあります。皆さんが選ばれるのではなく、皆さんが選ぶということでもあるのです。なので、私たちもプレッシャーをひしひしと感じながら、対等な立場で、誠実に、真剣に、皆さんと向き合っていきたいと考えています。

あなたと一緒に汗を流すことができる日を楽しみに待っています。

 

武雄市長 小松 政

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