市長からのメッセージ

 楽しくて、優しいまちをつくろう

 今年9月の西九州新幹線開業。野球場や体育館のリニューアルオープン。文化ゾーンの再開発。武雄のまちは半世紀ぶりの大変革期です。20世紀は「物」と「量」の時代でしたが、21世紀は「心」と「質」の時代。目指すのは、ワンランク上の心豊かな暮らしです。図書館、スポーツ、歴史文化、教育、温泉、陶磁器、サウナ、自然。まちの魅力をもっと引き出して、どんどんつなげて、あるものを活かしてないものをつくる。ここに住みたい、またここに来たいと思える、テーマパークのような楽しいまちをみんなでつくっていきたいと考えています。

 そして、優れたテーマパークは、例外なく人に優しい。バリアフリーはもちろん、スタッフの笑顔や寄り添った対応など、障がい者、高齢者、子ども、外国人、あらゆる人が心地よく過ごせる環境がそこにあります。これは、まちも同じこと。どんな環境や境遇であっても、誰もが自分らしく暮らせる優しいまちこそ、真の意味で強いまち。そんなまちをみんなで目指していきたいと思っています。

 そのためには、いつもクリエイティブであるべきです。常識や前例を常に疑う。「これってそもそも何だっけ?」と、”そもそも”を自分の頭でいつも考える。ただ、一人で0を1にするのはなかなか難しいもの。オープンマインドで、チームで対話しながら進めていくことが大切です。誰かと一緒にやるためには、嘘をつかない、約束は守る、謙虚である。つまるところは、誠実であれ。これが何より大事だと思います。

 皆さんと一緒に働けるのを楽しみにしています。

 

 

武雄市長 小松 政

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